2015年秋から2016年春に向けて、ウィルソンから発売されるラケットのことについてを簡単にまとめていきます。
まだ発売されていないラケットばかりですが、ウィルソンのラケットファンにとっては有益な情報になるかと思います。
ではどうぞ。
BURNシリーズ
2015年11月発売予定
BURN100LS ピンク
注文があった数だけしか作らない限定生産カラーモデル
2016年1月発売予定
BURN95J スペック:289gm、バランス34㎝
Jはジャパンモデル
錦織選手が実際に使っていたスペックで、錦織選手はこれに重りを貼って使っていたそうです。
2016年1月発売予定
BURN100TEAM スペック:267gm
女性や小学生高学年などに向けたモデル
BURNの入門モデル?
BURN fst(ファースト)シリーズ
2016年2月発売予定
BURN fst 95
フラット、フラットドライブを重視したモデル
グリップ部分の、ちょうど手にあたる部分が若干太くなっている
デル・ポトロ選手使用モデル
他に、
BURN fst 99
BURN fst 99S
が発売されます。
fstシリーズは硬めで、飛びが抑え目のようです。
PRO STAFFシリーズ
2015年11月発売予定
PROSTAFF97S スペック:310gm
ディミトロフ選手使用モデル
記事はこちら⇒
ウィルソンラケット、WILSONプロスタッフ97S(ディミトロフ使用)のレビュー
2016年1月発売予定
PROSTAFF97uls(ulsはウルトラ、ライト、スピン)
プロスタッフを使いやすくして、一般受けを狙ったモデル
ULTRAシリーズ
2016年2月発売予定
ULTRA100 スペック:300gm
ULTRA103S スペック:290gm
ULTRAは、現JUICEの後継モデルで、ウィルソンの過去のヒットしたラケットのネームを復活させたようです。
ウィルソンは錦織選手の活躍で笑いが止まらないのか?
まあ大筋は間違っていないかな、と思います。
しかし、
日本では錦織フィーバーでBURNがかなりの勢いで売れていますが、BURNは実は日本だけでしか販売されていません。
アメリカではプロスタッフとブレイドの両シリーズしか売れません。
ヨーロッパでもプロスタッフは人気がありますが、ヨーロッパにはBABOLATという手ごわいライバルメーカーがいるために、そう簡単にシェアを拡大できない状態のようです。
ウィルソンはテニスラケットの世界シェアNO1ではありますが、日本の錦織フィーバーという好材料があっても調子にのることもなく、BABOLATに肉薄されて慌てることもなく、最先端の技術と最高の素材を使って、安定のラケットづくりをしているメーカーだなと思います。
ウィルソンはこれからもしばらくの間はNO1の座を明け渡すことはなさそうですね。
発売当初よりましになったとは言え、BURN95は錦織選手の活躍とともに、まだまだ品薄状態だそうです