ここ2、3年はヨネックスのテニスシューズ以外は履いていないように思います。
ヨネックスのテニスシューズは僕にとって履きやすく、使いやすいのです。
今回レビューするのはヨネックス史上最軽量のテニスシューズ、
POWER CUSHION AERUSDASH W AC パワークッションエアラスダッシュW AC
というテニスシューズです。
新素材によって軽量化されたエアラスダッシュWとはどのようなシューズなのか?
他のヨネックスのシューズとどう違うのか?
詳しく書いてみました。
パワークッションエアラスダッシュWの特徴
パワークッション エアラスダッシュ Wにはオールコート用とクレー・砂入人工芝用があります。
▶品名の最後にACとつくシューズがオールコート用。
▶品名の最後にGCとつくシューズがクレー・砂入人工芝用です。
4Mの高さから卵を落としても割れないというヨネックスのテニスシューズに搭載されている衝撃吸収材「パワークッション」はもちろん採用されています。
僕が買ったのは足幅の広いワイドタイプです。
(※品名の最後にWがあるのがワイドタイプ、Sはスリムタイプ)
シューズのサイドと前足部がメッシュのシースルー加工になっていて、足のムレが軽減。
そしてエアラスダッシュの最大のウリは、デュラブルスキンライトという素材を使うことにより、超軽量化を実現しているところです。
デュラブルスキンライトはゴムのような弾力性と硬質プラスチックのような強靭さを併せ持つP.U.素材で、これによりフィット性と軽量性を実現しています。
パワークッションエアラスダッシュWを履いた感想
足を通した瞬間に分かったことが2つ。
「柔らかい!」
そして何よりも
「軽い!」
実際に履いたら誰でも分かるエアラスダッシュと他のシューズとの違いや感想について、ここからさらに詳しく書いていきます。
エアラスダッシュは柔らかい?
そう!柔らかいという表現がピッタリです。
では、一体どう柔らかいのか?
シューズの前足部がメッシュ加工になっていることも一因だと思いますが、足の形にシューズが合わせてくれる感覚があります。
足の曲がるところって、足の指の部分からですよね。
エアラスダッシュはこの足の曲がる箇所(足指のところ)から、足と一緒にシューズが曲がってくれて、足とシューズの一体感がハンパないです。
かかとを持ち上げると、足裏にテニスシューズがピッタリとくっ付いてきてくれるので、足の裏の一部のように感じることができます。
そのため足の裏で地面を感じやすくて、素足に近い感覚です。
底の分厚いシューズでは決して得られない素足感。
まるでアスリートのための陸上用シューズのようです。(※ちょっと言いすぎ)
この辺りがシューズが柔らかいと感じる大きな要素かなと思います。
エアラスダッシュは軽い?
エアラスダッシュを履けば誰でも分かりますが、
「超絶軽い!」です。
同じヨネックスのテニスシューズ、フュージョンレブもかなり軽いシューズですが、それを凌ぐ軽さです。
そりゃあスプリットステップも軽くなるってもんです。
遠いボールを追いかけるのに足の重さ(シューズの重さ)が気になることもなく、軽快に動くことができます。
あ~楽ちん♪
長時間コートの上に立っている僕のような者にはこの軽さはとてもありがたいです。
この軽さはデュラブルスキンライトという素材のおかげだそうで、軽さを追及するあまり衝撃吸収機能がケチられている訳ではありません。
なので、一日プレイしても疲れにくいことに疑問の余地はありません。
エアラスダッシュの不満点は?
たったひとつ、あると言えばあります。
それはカラーに関してです。
デザインは良いんです。
カッコいいと思いますよ僕も。
でもカラーが・・・。
シューズのキーとなっている色がジャイアンツカラーなんですよね~(;^ω^)
僕は何を隠そう阪神タイガースファンなので、宿敵であるジャイアンツのイメージカラーが採用されていることだけが少し残念です。(むっちゃ個人的好みの問題)
それともう一つ。
耐久性は高いとは言えないかなと思います。
と言うのは、エアラスダッシュが発売されてすぐに購入したコーチが、毎日のようにハードに使い倒した結果、4カ月ほどでメッシュ部分が破れてしまったという報告がありました。
使い方によっては短命に終わる可能性もあるということです。
パワークッションエアラスダッシュWはこんな人にお勧め
重いシューズお断り!
シューズに最も求めるモノは「軽さ」
軽さこそ正義!
そんなあなたはエアラスダッシュで間違いなしです。
底の分厚いシューズが嫌だというあなたにも、エアラスダッシュはピッタリですね。
デザインが気に入ったというのも立派な理由になります。
やっぱり自分のセンスに合うデザインの方がテンションも上がりますからね。
エアラスダッシュには、ワイドタイプ(Wつき)とスリムタイプ(S)が用意されているので、足の形に合ったタイプを選ぶと良いです。