ヨネックス(YONEX)テニスシューズSHT-17M ~使用した感想と評価~

テニスシューズ

ヨネックスの2015年春のニューモデルテニスシューズがヨネックスより届きました。

こうして定期的にヨネックスの契約インストラクター提供分として、シューズだけでなくラケットやガットも頂くのですが、非常にありがたいことです。

今回頂いたのはこちらのシューズ

ヨネックスシューズ27m

さっそく履いてみたのでレビューしたいと思います。

品番: SHT-17M

タイプ:オムニクレー用

カラー:ダークレッド(NEWカラー)他にダークグレーもあり

ワウリンカ使用モデル

 

履いた時の感想

僕は足の幅が広いため、いつもワイドタイプのシューズを選びます。

今履いているのはSHT-FACというシューズで、軽量でワイド、色も派手で個人的にはカッコいいと思っています。

SHT-17Mはえんじ色でしょうか?

メーカーはダークレッドと言っています。

こんな色をしています。

ヨネックスシューズ17M

最初に足を通した時の印象は、

「少しきついかも?」

でした。

カタログにはワイドタイプとは書かれていたものの、実際はそれほど幅が広くはありません。

足幅の広い方には向かないかもしれません。

 

シューズの特徴

重さはというと、軽い部類には入りません。

カタログを見ると、競技用モデルとのことなので納得です。

競技用モデルのテニスシューズは軽く仕上げないのが普通です。

シューズに重みがある方が足が安定します。

また、競技志向のモデルはクッション性も抑え気味に仕上げます。

理由は、レスポンスが悪くなるからです。

テニスは激しくダッシュし、ジャンプ、ストップを繰り返しますが、上級者ほどダッシュ時の地面の蹴りが強くなります。

地面を蹴った時に、クッション性の高いものだとその衝撃を吸収してしまい、強いダッシュ力が生まれなくなります。

レスポンスが悪くなるとはこういう意味です。

SHT-17Mは競技者向けということもあり、クッションは硬め、ある程度の重みがあります。

と言っても、履いた時に

「重っ!」

となるほどではなく、足が疲れるようなこともありませんでした。

 

クッション性は?

クッションは硬めなので、ダッシュが効きます。

かと言って、着地時に踵や膝が痛くなる訳ではありませんでした。

さすがヨネックス!

そこそこの販売価格がついているだけはあります。

しかし最近いつも思うのですが、テニスシューズの価格高騰はどうにかならないものでしょうか?

年々高くなっていると思っているのは僕だけではないはずです。

 

こんな人にはお勧めできない

初心者の方や、クッションの硬いシューズがキライな方。

また足幅の広い人には合わないと思います。

2年くらい前の話ですが、僕はデザインが気に入ったという理由だけでテニスシューズを購入しました。

これが大失敗!

足の形にシューズが合わなかったために、テニスをしていると徐々に足が圧迫されて痛みが出るようになりました。

さすがに痛みをこらえるのには限界があり、そのシューズは泣く泣くお蔵入りとなりました。

僕のような失敗をして欲しくはないので、足の幅の広いあなたは無理して買わないようにして下さい。

できれば実際に履いてみることをお勧めします。

 

こんな人にお勧め

フットワークが激しい方。

クッション性よりもレスポンスの良さを求める方。

ヨネックスの競技志向モデルシューズが欲しい方。

地面を蹴った時にダイレクトに反応があるので、次への動き出しが速くなります。

クッション性を重視したモデルのシューズではこうはいきません。

相手のボールが速くなると、こちらもそれなりに早く動く必要が出てきますが、それを支えるのがテニスシューズです。

競技用モデルということもあり、高いレスポンスを求める人にとって、SHT-17Mはその要望にしっかりと応えてくれるでしょう。

バリエーションがいくつかあるので、コートサーフェスや色を好みで選べるようになっています。