YONEXテニスシューズ・ソニケージ2ワイドの使用感【高評価レビュー】

テニスシューズ

YONEXのテニスシューズ、ソニケージ2ワイド(2021モデル)オムニ、クレーコート用を購入した使用感とテニスシューズの特長をご紹介します。

先に少しだけ感想を書くと、履き心地がとっても良くて僕の足にピッタリとフィットしてくれる満足度の高いテニスシューズでした。

もっと早くソニケージを履いておけば良かった。

ほぼ満点をあげたいくらい完成度の高いソニケージ2ですが、足の形によっては向き不向きもあります。

詳しい感想は続きをどうぞ。

ソニケージ2ワイド【SHTS2WGC】を履いた感想と評価

フィット感と軽量化を重視したソニケージは僕にピッタリの満足できるレベルのテニスシューズでした。

ソニケージ2ワイドの機能を紹介しつつ、履いてプレイした感想を書いていきます。

クッション性・反発性能

心地よい柔らかさがあって足が疲れにくくて快適です。

ピョンピョンとその場で跳ねると柔らかさと同時にしっかりと反発性があります。

さすが柔らかさと反発性を兼ね備えたYONEXパワークッションプラス。

衝撃吸収性が優れているだけではなく、地面を蹴ったパワーを反発力として返してくれることがハッキリと分かります。

そして忘れてはいけないのが新形状TPUシャンク。

アウトソールの前足部と踵部を結ぶ足裏の真ん中にちょっと変わった形のパーツ(写真オレンジ色)が装着されています。

このTPUシャンクと呼ばれる樹脂が反発力UPに大きく貢献し、軽く跳ねるだけでも反発力を実感できるし、強い力で地面を蹴った時にはしっかり反発し、最初の1歩目のパワーに変換してくれます。

ぶっっちゃけこれは心強い!

衝撃吸収性能が高いだけではなく、高い反発力を同時に併せ持つことでパフォーマンスを最大限高めている上級者にも満足できるハイレベルなテニスシューズです。

グリップ力

ソニケージ2(オムニ・クレー用)のソールパターンはこんな感じです。

溝が深くてパターンが複雑。

日本に多い砂入人工芝コート(オムニコート)にしっかり対応しているソールパターンで、砂で足が大きく滑るようなことはありません。

実際にプレイした時もしっかりとコートの芝を掴んでくれて、適度にスライドしてくれました。

※適度にスライドしてくれないと捻挫の原因となる

僕の中での良いテニスシューズはオムニコート、クレーコートでイメージ通りにスライドフットワークが使えるかどうかです。

ソニケージに限りませんが、ヨネックスのテニスシューズのソールパターンと素材は僕にはピッタリでした。

耐摩耗性

シューズがの足裏(アウトソール)の耐摩耗性はもちろん大事ですが、気をつけたいのがアッパー部分(足の甲から指先まで)とつま先です。

アッパーの摩耗性が低いシューズは足指の屈曲が繰り返されるとシワの部分から破れてきます。

また足先をコートに擦るクセのある人は他の部分は綺麗なのにつま先だけ破れてしまいます。

ソニケージ2を履き始めてからそれほど長い訳ではありませんが、簡単にどこかが破れて穴が開いたりする気配はなさそうなので耐摩耗性については十分に合格点だと言えます。

履き心地・フィット感

僕は足幅が広い方なのでワイドタイプ(4E)でないとフィットしないのですが、その点ソニケージ2ワイドは僕の足幅にピッタリとフィットする快適な履き心地です。

アッパーのデュラブルスキンは硬すぎず足指の曲がりにしっかり付いてきてくれます

サイズがあっていることが前提ですが、足首周りは適度にフィットして踵(かかと)がパカパカと浮くようなことはありません。

足全体をふっくらと包み込んでくれるような安心感があります。

かかとが高く設計されていることもフィット感アップの要因でしょう。

僕の足の形とサイズがマッチしたのはもちろんですが、今まで履いてきたテニスシューズの中で最高レベルにフィットしていて大満足です。

足幅が広くない方にはワイドタイプは合わないかも知れないので、その場合はワイドではないタイプか、YONEXならフュージョンレブが良いでしょう。

デザイン・カラー

僕が今回選んだカラーはネイビー/レッドですが、ソニケージ2ワイド(オムニ・クレイ)には他にブラック/ブルーとホワイトの合計3色があります。

カラーについては好みで選べばよいと思いますが、ネイビー/レッドのみシューレース(靴紐)の質が少し違います。

ネイビーレッドのシューレースはこんな感じ。

ブラック/ブルーとホワイトはこんな感じでシューレースに模様が入っていて質感もややゴワついた硬い感じです。

この辺はメーカーサイトでもあまり書かれていないことですが、ソニケージ2ワイドを検討している方には必要な情報だと思うので触れておきました。

ソニケージ2ワイドをお勧めする人、しない人

YONEXのテニスシューズはシリーズ化されていて、それぞれ特徴があります。

簡単に特徴をまとめると

  • エアラスダッシュ…超軽量
  • フュージョンレヴ…フィット感(足幅狭い)
  • イクリプション…ガッチリホールド(安定・安心)
  • ソニケージ…軽量&フィット感(平均的)

ソニケージ2ワイドはエアラスダッシュほど軽量に特化している訳ではなく、またフュージョンレヴほどフィット感に特化しているわけではなありませんが、両方の良いトコ取りをした総合点数の高いシューズです。

従ってソニケージが合わない人というのはあまりいないように思います。

ただ先にも書いたように足幅の狭い人にはワイドタイプが合わないと思うので、ワイドではないソニケージにするか、足幅の狭い人に合ったフュージョンレヴの方がフィット感が得られるでしょう。

[ヨネックス] テニスシューズ パワークッションフュージョンレブ3 メン AC シーブルー(791) 22.0cm
ヨネックス(YONEX)

ソニケージ2ワイドSHTS2WGCの主なテクノロジー

YONEXの最高傑作とも呼べるソニケージ2の主なテクノロジーを3つに絞ってご紹介します。

パワークッションプラス

パワークッションと呼ばれる衝撃吸収&反発素材は生卵を落としても割れないばかりか、落ちた卵が高く跳ね返る反発性能を持っています。

パワークッションプラスは「パワークッション®」に弾性のある特殊な樹脂を添加。

従来の軽量性は保ちつつ、高い衝撃吸収性を実現。

格子状に+型の溝を最適な間隔と深さで配置しさらなる反発性を達成しました。

従来のパワークッションに比べ、衝撃吸収性が25%アップし反発性は12%アップしました。

ファンクショナルアッパー

耐久性とサポート性の高いデュラブルスキンを採用し、さらにストライプの感覚や向きを変えることで、安定性はそのままに柔らかな履き心地を実現。

新形状TPUシャンク+パワークッションプラス

オレンジ色の複雑な形をしたパーツはTPUシャンクを呼び、前足部まで伸びたシャンクパーツの復元力で蹴り出しをサポート。

さらにパワークッションプラスの反発力を加えることにより更なるスピードフットワークを生み出すことに成功。

ソニケージ2ワイドSHTS2WGCの最安値は?

大手通販サイトの中で最安値を調査しました。

調査したのは①Amazon ②楽天市場

調査した月は2021年9月初旬です。

販売価格はすぐに変わるのでそれぞれのリンクから今の販売価格をチェックして下さい。

Amazonのソニケージ2ワイド販売価格は?

メーカー希望小売価格12,100円

→Amazonの最安値 8,370円

やっぱりAmazonは安いですね。プライム会員なら翌日配達&送料無料なのも嬉しいです。

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楽天市場のソニケージ2ワイド販売価格は?

メーカー希望小売価格12,100円

→楽天市場の最安値 8,470円

楽天市場内のたくさんあるテニスショップの中で最安値を探しました。

楽天市場はポイント還元率が高いのでポイントのことを考えるとAmazonよりお得に買えるかも知れませんね。

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YONEXソニケージ2ワイドSHTS2WGCまとめ

僕はいつもYONEXテニスシューズを履くのですが、歴代のYONEXテニスシューズの中でもかなり満足度の高いものでした。

パワークッションの衝撃吸収性と汎発性はもちろんのこと、ソニケージの履き心地の良さが僕にはちょうど良かったです。

過去にフュージョンレヴを履いたことがありますが、足の形にフィットしているのは今回のソニケージ2ワイドであることは間違いありません。

ダイヤル式テニスシューズ(パワークッションコンフォートワイド)を履いている時はその着脱のしやすさに脱帽もので、もう他のシューズは履けないと思いました。

そう思ってはいましたがソニケージ2ワイドは使うと、履き心地とクッション性は明らかにソニケージが上。

デザインを選べるのもポイントです。

とにかく歴代のYONEXテニスシューズの中でもかなりの高得点であることは間違いありません。

少なくとも僕の中ではNO1 でした。

かなりお勧めのテニスシューズなので、そろそろ買い替えを考えている方は選択肢の1つに入れてみて欲しいと思います。