YONEXヨネックスから2015年秋に発売された、Eゾーンシリーズの新作ラケットの感想と評価です。
ヨネックスは春にVコアシリーズ、
秋にはEゾーンシリーズを投入するのがここ最近の流れになっています。
2015年秋のEゾーン最新作はどんなラケットなのでしょうか?
僕はラケットが届くのを心待ちにしていました。
今作のEゾーンの品名は、
EゾーンDR100&EゾーンDRライト
EゾーンDR100とEゾーンDRライトLITEが届いたので、さっそく使ってみました。
ラケットの商品名:EゾーンDR100 ※写真のライムイエロー
フェイス面積: 100inch2
ウェイト 300gm
バランス 320mm
ラケットの商品名:EゾーンDR100LITEライト ※写真のピンク
フェイス面積: 100inch2
ウェイト 270gm
バランス 330mm
EゾーンDR100、EゾーンDRライトを使った感想と評価
今回のEゾーンですが、前作のAIに比べて、さらに打球感が硬くなったように思います。
まるで「カーン、カーン」という音が聞こえてきそうなくらいの硬さです。
もちろん実際にそんな音はしませんが、金属でボールを打っているような感覚を覚えるくらいの弾きの良さです。
ボールの食い付き感は、全くといっていいほど感じませんでした。
当たった瞬間ボールが弾かれる。
そんな感じのラケットに仕上がっています。
あ、そうそう!
初代Eゾーンを初めて打った時もそんな感じを受けたような気がします。
EゾーンDRは、最先端のカーボンを採用しているせいか、「軽くて硬い」という特徴が、そのままラケットになった。
いや、あえてそうしたのか?
ビンビンに研ぎ澄まされたラケットです。
とにかく触れるものは斬る!
「とにかく当たったボールは弾く!」
EゾーンDRから、僕はそんなメッセージを受け取ったのです。
EゾーンDRはどのような人に向いているか?
- ボールを軽快に弾き返したい人
- ラケットのパワーでボールを飛ばしたい人
- ラケットのパワーでスピンをかけたい人
- 硬い打球感が好きな人
- ストロークでボールの伸びを感じたい人
良くも悪くもラケットの性能が非常に高いので、ラケットの機能や特徴にうまく乗っかって、ラケットに助けてもらおうと思った方がEゾーンDRを上手く使えるのではないかと思います。
自分の力でボールを飛ばしたい人や、ボレーのタッチを重視するような人には向いていないラケットだと思います。
デザイン的にはEゾーンAIよりは断然良いですね。
だって、前作はパクリ疑惑?ていうか完全にパクリデザインと言われても文句は言えないデザインでしたから。
ライムとピンクのカラーラインアップは変化なしですが、1色よりは選べるので良いと思います。
EゾーンDR100と、EゾーンDRライトは、見た目はほとんど変わりませんが、微妙に価格に差が設けられています。
EゾーンDR100のメーカー希望小売価格は、32,000円(税別)
EゾーンDRライトのメーカー希望小売価格は、29,000円(税別)
となっています。