BABORATピュアドライブ2021インプレ!打ってみた感想と評価

テニスラケット

前作から3年。

待ちに待った新作ピュアドライブは一体どんなラケットに仕上がっているのでしょうか。

発売は2020年9月24日ですが、一足先にピュアドライブを打たせていただく機会があったので感想を書いていきます。

BABORATピュアドライブ2021のスペック

・ラケット重量:300グラム
・ラケットフェイス面積:100インチ
・バランスポイント:320㎜
・グリップサイズ1~5
・ストリングパターン:16✕19
・推奨ストリング:RPM Pawer・Exel

世界で最も売れているテニスラケットとも言われるピュアドライブのスペックは300グラム・100インチのごく標準的なスペック。

実はこのピュアドライブこそが黄金スペックの元祖。

今でこそ他の多くのメーカーも300グラム・100インチというスペックのラケットが多数発売されていますが、300グラム・100インチという組み合わせを最初に採用し、その流れを作り上げたのがこのピュアドライブです。

ピュアドライブのバランスの良さとあまりの人気に他のメーカーも次々に同じスペックのラケットを発売しました。

ピュアドライブが現代の名機と言われるには理由です。

BABORATピュアドライブ2021を打ってみた感想

期待に胸を膨らませながらピュアドライブの打球感や各種ショットを体感してきました。

先に結論を言うと、優しい打球感と扱いやすさのある万人におすすめできるテニスラケットです。

詳しい感想は以下をお読みください。

打球感はマイルド?

感想では前作よりややマイルドになったかなと思いました。

BABORATのラケットにはウーファー機能がついていてストリングが滑車のように動くため、柔らかい打球感が得られると言われています。

ですがそれは初期のピュアドライブ以降ずっと搭載されていた機能なので、僕が感じた柔らかい打球感はまた別の要素だろうと思います。

とにかく前作、前々作のピュアドライブよりも優しい打球感で、キュッとボールを掴むような感触の後にドカン!とボールを弾きだす感じ。

初めてピュアドライブを打った時に感じた心地よい感触と似ています。

正直に言うと前作、前々作のピュアドライブは肘を痛めている僕には硬すぎる打球感でした。

ピュアドライブに限りませんが、素材が進化してラケットの剛性は上がった反面、硬くなる打球感にとまどいを感じていた僕にとっては今作のピュアドライブ2020の打球感は大歓迎。

まるでボールを掴んでいるかのような打球感。

そして高い剛性とラウンド形状特有の弾き出すようなボールの弾き。

快適な打感とボールの飛びを両立させた現代風の完成度の高いラケットです。

ピュアドライブ2021でストロークを打ってみた感想

フラット系のボールには伸びがあり、しっかり振ればきちんとスピンがかかります。

さすがピュアドライブ!

ラケットには十分なパワーを感じることができて、相手の強烈なボールも力負けすることなく打ち返すことができます。

フラット系、スピン系、どちらも不満はありません。

ただしボールを当てて返すようなスウィングではせっかくのラケットのポテンシャルを生かしきれないと思います。

せっかくピュアドライブを使うならしっかりと最後まで振り切ったスウィングをしたいですね。

ピュアドライブ2021でボレー・ネットプレーをした感想

従来のピュアドライブに僕が不満を感じていたところがあるとしたらボレー時の操作性でした。

ところが今作のピュアドライブはボレーやタッチ系のショットに使いにくさを感じませんでした。

ラケットヘッドが軽いのか?

とにかくボレー、ドロップ&アングルボレーやその他ネットプレイも快適にこなすことができました。

ヘッドの軽いラケットと比べると若干の使いにくさは感じる者の、操作性に対しての大きな不満はありません。

ピュアドライブ2021でサーブを打ってみた感想

サーブの時にラケットに求めるものはそれぞれ違いがあると思いますが、僕が重視するのは
スライスサーブが思い通りの回転量がかかるかどうか。

それとサービスエリアの右コーナーにフラットサーブがイメージ通りに入るかどうかです。

スピン性が悪かったり、ヘッドの重いラケットだと僕の場合この2つが上手くいきません。

その点ピュアドライブは見事にイメージ通りにボールが飛んでくれました。

スライスサーブのスピンの掛かり具合とフラットサーブの弾きの良さが本当に気持ちよくて嬉しくなりましたね。

これなら試合中のプレッシャーがかかるセカンドサーブも自信を持って振り切れそうです。

ピュアドライブの長所と短所

どんなラケットにも長所と短所があります。

たとえ世界的人気ラケット、ピュアドライブでもそれは同じ。

ここでは管理人の視点でピュアドライブの長所と短所を書いていきます。

ピュアドライブの長所

高弾性カーボンとラウンド形状によるボールの弾きは誰もが認める長所でしょう。

爆発的なボールの弾きは秀逸です。

ポリストリングとの相性もバツグンで、現代のパワーテニスにマッチする組み合わせです。

ボールの飛びもさることながら、打感の良さも長所の1つです。

初期のピュアドライブから引き継がれているなんとも言えない食いつき感のある感触が心地よくてピュアドライブを使っている人は本当に多いです。

初期のピュアドライブから搭載されたウーファー機能がもたらす至福の打球感はピュアドライブ2021で新しいSMACテクノロジーとして受け継がれています。

ボールを打つたびにキュン!というまるでボールが食いついているような心地よい打球感があります。

ピュアドライブの短所

大きな短所は見当たりませんが、あえて探すとするなら繊細で柔らかなタッチを必要とするアングルボレーやドロップボレー、ドロップショットを打つ際にはやや取り回しの悪さを感じます。

弾きの良いがゆえに、そのしわ寄せがネット際の繊細なプレイに影響していると言えるかもしれません。

 BABORATピュアドライブ2021はこんな人におすすめ

先に万人向けとは書きましたが、ピュアドライブの性能を引き出せるという意味でのおすすめする人は、しっかりラケットが振れる人です。

レベルの高い低いではなく、しっかりスウィングのできる人に使ってほしいと思います。

打球感はややマイルドで日本人には受け入れられやすいし、面安定性は十分。

バランスよし。ラケットにパワーがあってスピンもかかる。

微妙なタッチでのコントロールも問題なし。

今作のピュアドライブ2021は誰にでも使いやすいラケット、特に日本人に好かれるラケットだと思います。

デザインもテーマカラーのブルーを踏襲しつつ、ブラックの文字とデザインで強そうですよね。

ピュアドライブは1球1球のヒットが快適で初心者にとってはテニスが楽しくなるラケット。

中上級者にとっては強いボールにも負けない強靭な武器としてのラケット。

ピュアドライブ2021は万人におすすめできるテニスラケットです。

ピュアドライブひと筋のヘビーユーザーも、これから使おうかと検討中の方もぜひ使ってみて下さい。

ピュアドライブ2021のテクノロジー

BABORATの最先端技術が詰め込まれたピュアドライブ2021に搭載されたテクノロジーを簡潔にご紹介します。

【HTRシステム】
ラケットのねじれを防ぎ、剛性を高めるためのシステムのことで、面安定性と爆発的なパワーを生み出します。
【SWXピュアフィール】
最新の振動低減システムのことで、優れた打球感と独自の打球音がします。
【インプティックフレーム】
楕円形の硬いフレームが空気抵抗を抑え、強力なパワーを生み出します。 

BABORATピュアドライブ2021テニス仲間の感想と評価

●テニス歴23年ベテランプレーヤー(男性)
初期のころからずっとピュアドライブを使っていますが、今作のピュアドライブ2021は手に優しいラケットになっていると思います。
数年前からテニス肘に悩まされているので、そろそろピュアドライブは卒業かと思っていましたが、こんな感じのマイルドな打感ならこれからもピュアドライブを使い続けられそうです。
●22歳学生プレーヤー(男性)
ラケットに力強さを感じます。
しっかりとスピンがかかるので、ストロークが安定すると思います。
僕はサーブもスピン派なのですが、スピンとスピードを両立させられるピュアドライブ2021は理想に近いラケットです。
●30代現役テニスコーチ(男性)
なんでもできる万能ラケットですね。
でもやっぱりストロークが一番気持ちよく打てると感じます。
コントロールもしやすいし、スライスも打ちやすい。
生徒さんにもお勧めしやすいラケットです。
特に今作は打球感がマイルドになったように思うので、年配の方にも使いやすそうですね。
●テニス歴10年、草トー常連プレーヤー(男性)
相手の深いボールやスピンの効いた跳ねるボールにも負けない力強さを感じます。
サーブで主導権を取るプレイが僕のスタイルですが、狙い通りの展開に持ち込むのが簡単にできてしまいます。
追い込まれた時もラケットパワーでイーブンの状態に戻せるのでシングルスには持ってこいのラケットだと思います。

BABORATピュアドライブ2021まとめ

世界中にいるBABORATとピュアドライブユーザーが気になっていた新作ピュアドライブですが、その期待に十分に応えられたラケットだろうと思います。

ピュアドライブ特有の打球感とボールの弾きはそのままに、振動吸収性を高めることで手に残る打感はマイルドになりました。

昨年あたりからWilsonもマイルドな打球感のラケットを発売しています。

ここ数年のテニスラケットはねじれ剛性を高めるため、より硬く、よりボールを弾くように各社が競っていましたが、2019年あたりからは打球感やフィーリング重視の流れに変わってきているように思います。

ピュアドライブもこうした世界の流れに合わせているのかも知れませんね。

とにもかくにも今作のピュアドライブも安心感のあるラケットであることには違いありません。

ラケットにパワーを求めるプレーヤーには強い味方になってくれるでしょう!