2019年発売のピュアストライク100を打ってみた感想をレビューします

テニスラケット

人気メーカーBABORAT(バボラ)のピュアストライクシリーズのニューモデルが発売されたので試してみました。

バボラはシリーズごとにテーマカラーがあって、ピュアストライクのテーマカラーはホワイト。

ちなみにピュアドライブはブルーがテーマカラーでピュアアエロはイエローを用いていますね。

今回のニューモデルにはホワイトにレッドとブラックが混ざったデザインです。

ピュアストライクを試し打ちする機会がありましたので感想を書いていきます。

2019年のBABORATピュアストライク100はこんなラケット

ピュアストライク100の基本スペックです。

ラケット重量:300gm

ラケットフェイス:100インチ

バランス:320mm

ピュアストライクはボックス形状のフレームで、打球感が固くて硬派なラケットという印象でした。

ボックス形状とはスロート部分が角ばっている形のラケットで、丸い形はラウンド形状といいます。

ピュアドライブなんかはラウンド形状のラケットの代表ですね。

一般的にはボックス形状は飛びが抑え目でラウンド形状はよく弾くとされています。

ピュアストライクの場合は打球方向に対して縦長四角形のフレームのボックス形状で面安定性を保っています。

デザインもスッキリ。

白いラケットって見かけないので他のラケットとの差別化にも成功していると思いますね。

ピュアストライクを打ってみた感想

ピュアストライクでストローク、ボレー、サーブを打ってみた感想です。

ストロークはコントロールよし

私はふだんそれほどスピンをかけないこともあって、ラケットへのボールの乗りを重視するのですがこれが抜群にいい。

コントロールしたい時にイメージ通りのラインにボールが飛んでくれるラケットです。

ラリーの中でここでダウンザラインに打って勝負をかけたいなどの時、きっちりとライン際にボールを落とせるコントロール性のよさがありますね。

その分ボールの飛びは抑え目で、スピンに関してもピュアアエロには劣ります。

ボレーはピンポイントコントロール可能

バボラの人気ラケット(ピュアドライブ・ピュアアエロ)の中では最もボレーのコントロールがしやすいと感じました。

ラケットの弾きが抑え目なためか、ボレーをした時に思ったよりボールが飛んだとか、浮いてしまったということがなく、落としたいところに落とせるのが嬉しいですね。

サーブはフラットが好感触

回転系のサーブにはそれほどメリットを感じませんでしたが、フラットサーブは好感触でした。

デュースサイドのセンターやアドサイドのコーナーにズバッとフラットサーブを入れたいと思った場合にも、イメージ通りのボールが飛んでくれましたよ。

ややトップライトは設計のためか、ラケットヘッドがくるりと回ってしっかりとサービスエリア内に入ってくれました。

ピュアストライクの感想まとめ

ピュアストライクはラケットにパワーを求める方や強烈なスピンをかけたい方よりも、あそこに落としたい、ライン際にエースを放ちたいというプレイスタイルの方には満足度の高いラケットではないかと思います。

またスウィングスピードが速いため、ラケットのパワーに頼るより自分のスウィングでボールを飛ばしたいというマッチョな方にはピッタリです。

思ったよりボールが飛び過ぎてアウトになるということがなくなるかもしれません。

カツン!という小気味よい打球感と高いコントロール性能のピュアストライク。

コントロール派の方に使ってほしいラケットです。