ダイヤル式テニスシューズ2016年モデル、パワークッションコンフォートSHTWDGのレビュー

テニスシューズ

ヨネックスのダイヤル式テニスシューズを再び買いました。

やっぱりダイヤル式は楽!

特に僕のように一日中テニスシューズを履いているような者にとって、このダイヤル着脱式のシステムはめちゃくちゃ助かります。

ダイヤル式1

一日中テニスシューズを履いていると、シューズを脱いだり履いたりすることが頻繁にあります。

その度にシューズの紐をほどいたり結んだりするのって、正直めんどくさいんです。

テニスコートでプレイしている間は足をしっかりとサポートしてくれるテニスシューズの存在は有難いものですが、サポート力の強いシューズであればあるほど脚へのフィット感(締めつけ感)も強く、テニス以外の時間はできれば締めつけから解放されたいと思うものです。

トーナメント会場ではサンダルやクロックスで歩いている人がいますね。

僕もあれができれば良いのですが、テニスのコーチが仕事中にサンダルで歩き回るのはNGです。

従って一日中テニスシューズを履いていることになります。

しかしテニス以外の時間ではシューズの締めつけからは解放されたい。

でもシューズの紐を解いて、結んで・・を毎回するのは手間も時間もかかる。

その悩みを解決してくれたのが、ヨネックスのダイヤル式テニスシューズだという訳です。

ダイヤル式3

ダイヤル式テニスシューズには依存性がある

シューズの紐の代わりにワイヤーが採用されたダイヤル式テニスシューズなら、カリカリカリ・・とダイヤルを回すだけでワイヤーが巻き取られ、シューズが締めつけられていきます。

5秒もあれば締めつけ完了です。

 

 

僕は前作のヨネックスのダイヤル式テニスシューズを使っていたので、その便利さは知っています。

一度これを履いてその便利さに慣れてしまうと、もう他のテニスシューズに戻れない・・。

だって5秒ですよ、5秒!?

仮に紐をきちんと結ぶとすると、全ての紐が緩んだ状態からスタートし、足先の紐から順番にしっかりと締めていきますから、短くても1分以上はかかります。

ダイヤルなら5秒です。

緩める時はダイヤルの部分をカチッと引っ張ればOK。

めちゃくちゃ簡単で時間もかかりません。

ホントに助かります。

クセになります。

もう紐のシューズに戻れそうにありません・・。

それほど強い依存性のあるテニスシューズがヨネックスのダイヤル式テニスシューズです。

ダイヤル式テニスシューズはきちんと締まるのか?

お手軽、簡単、時間をかけることなくシューズの着脱ができるダイヤル式テニスシューズですが、こんなんで本当にシューズがきちんと締まっているのか?

そう思われる方もいるかと思いますが、むしろ通常の紐よりもしっかり均等に締まりやすいです。

このシューズの場合、紐に相当する部分がワイヤーになっていて、そのワイヤーをダイヤルで巻き取る構造になっています。

ワイヤーは紐のように緩むことがないので、通常の紐タイプのように1本ずつ引っ張って締める必要がありません。

カリカリカリ・・はい終わり!

しかも緩まないのでとっても楽ちんです。

でもワイヤーだと切れてしまうんじゃないですか?

ヨネックステニスシューズ、SHTCWDGのワイヤーはかなりの強度があります。

僕はヨネックスの前作のダイヤル式テニスシューズを履き倒しましたが、トラブルやワイヤーが切れるようなことはありませんでした。

万が一ワイヤーが切れるようなことがあった場合、ヨネックスが保障してくれるとのことです。

僕のスクールの生徒さんが前作を購入した際、ダイヤルの押し込みが上手くできない不具合があったのですが、ヨネックスに送り返した結果、新品に交換してくれました。

※購入の際は念のため補償内容を確認して下さい

ダイヤル式2

YONEXテニスシューズSHTCWDGの他の特徴は?

ヨネックスのテニスシューズにはほぼ全てのモデルに採用されているのがパワークッションという衝撃吸収システムです。

なんと7Mの高さから卵を落としても割れないほどの衝撃吸収材が搭載されています。

しかもただ卵が割れないだけでなく、落ちた卵が高くバウンドするのです。

これは実際にコート上で地面を蹴った時のレスポンスの良さを表しています。

テニスをプレイする場合、ただ単に衝撃を吸収するだけのテニスシューズではNGなのです。

砂の上で走っていることを想像すれば分かりますが、砂は衝撃を吸収してくれるかも知れませんが、速く走れませんよね?

単に所為劇を吸収すれば良い訳では無いということですね。

ヨネックスのテニスシューズは、実際のテニスに必要とされる衝撃吸収材を適切に使うことによって最適なシューズ作りを実現しています。

SHTCWDGは硬さの異なるパワークッションを全面に採用して衝撃を分散し、快適なクッション性を実現しています。

衝撃吸収の説明画像

靴幅の広い4Eワイドタイプです。

ゆったり目が好きな人や足幅の広い人に向いています。

また実際に履いてみると足を包み込むような感触です。

ダイヤル式テニスシューズはどちらかというとクッション性を重視したモデルかなという印象です。

ヨネックスの他のテニスシューズに比べても、特にクッション性が高いと感じますね。

競技志向のプレイヤーにはこのふわふわした感触が好きでない方もいると思います。

そんな方には他のシューズをお勧めします。

他のシューズ⇒パワークッションエクリプションMAC

YONEXテニスシューズ パワークッションコンフォートWDGにデメリットはないの?

これまでヨネックスのダイヤル式テニスシューズの良い点ばかりを書いてきましたが、どうしても伝えておかなければいけない点があります。

僕がこのシューズを見て一番最初に思ったことです。

それは・・・

「た、高ッ!!これテニスシューズの値段なん!?」

でした。

定価:18,000円(税別)

ゴルフシューズならいざ知らず、この価格帯のテニスシューズはなかなか他にありませんよね。

これが唯一のデメリットと言える点ではないでしょうか。

もちろんその価格に見あった価値あるテニスシューズだと僕は思います。

そう思ったからこそ買ったのです。

ただ、昨日今日テニスを始めた方はこれを買おうとは思わないだろうな・・とは正直思いますね(苦笑)